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EOS 5D Mark4はMark3からどう進化した?キヤノンさんに聞いてみました

昨年にキヤノンから発売された「EOS 5D Mark4」ですが、Mark3からの買い替えを検討されている方もいらっしゃるかと思います。
「性能が良くなったんだろうけど、具体的に何が進化したのかは知らない」という方も案外、多いのではないでしょうか。
そこで今回、Mark4の進化点についてキヤノンの方に直接お聞きする機会があり、非常にわかりやすく教えていただきました。

進化点は書ききれないほどありますが、今回はその中からMark4の魅力を十分に感じていただけるポイントを6つ、厳選してご紹介します。
買い替えを検討されている方は、ぜひご覧ください。

 

進化点1:データ処理をつかさどる映像エンジンに「DiGiC6+」を搭載

人の目をレンズとするなら、脳の役割を果たす部分である映像エンジンに「DiGiC6+」を搭載しています。
これにより、約3,040万画像のデータや、最高7コマ/秒、4K動画などの大容量データも、高速かつ高画質に処理してくれます。
キヤノン製品に詳しい人だと、「ミラーレスのM5にはDiGiC7積んでなかったっけ?それより古いの?」と思われた方もいるかもしれませんが、
決して旧バージョンということではなく、プロが満足できるように進化させたエンジンが「6+」であり、進化の方向性の違いということだそうです。

 

進化点2:常用ISO感度が32000まで向上

みなさんが普段撮影される中で、ISO感度と画質のバランスをどうするか悩まれることがあるかと思いますが、Mark4になり、よりその問題を気にせずに済むように性能が向上しました。
新開発のCMOSセンサーと「DiGiC6+」の搭載により、常用ISO感度は100~32000となり、拡張ISO感度では最高102400。
ひとくちにISO感度って言っても、同じISO数値のはずなのにメーカー・機種によって画質が異なっているものです。
今回、キヤノンさんに暗い場所にてISO25600で撮影した写真を見せていただきましたが、夜の空のざらつきが驚くほど抑えられていました。
ちなみに同条件でMark3を使って撮影した写真も見せていただきましたが、ざらつき感と黒以外の発色が見られました。
「室内が暗い発表会」のような撮影でも、フラッシュなしでいける場面も増えるかと思います。

 

進化点3:フリッカーレス機能で室内撮影が安定

室内で撮影する際に、露出ムラや発色ムラに影響を及ぼす、ちらつき現象(フリッカー)を抑えるフリッカーレス機能が搭載されました。
学校や会社への出張撮影等の際に、この機能があれば、より仕上がりが安定するかと思います。

 

進化点4:知りたい情報をファインダーに表示できる「インテリジェントビューファインダーII」

視野率100%で、ファインダーの中に表示させたい情報を自由にカスタマイズ可能となり、より自分好みに設定できます。
基本的な情報はもちろんのこと、先程紹介した、フリッカー検知も確認することができます。
さらには、半押し時だけ電子水準器を表示させるなんてことも可能です。

 

進化点5:サブ電子ダイヤル上にボタンを追加

サブ電子ダイヤルの上にボタンが新設されました。これは直観的な操作をするうえで、非常に大きいですね。
デフォルトでは、測距エリア選択機能が割り当てられていますが、カスタマイズ可能でAEロックなど色々な機能を設定可能です。

  

進化点6:JPEG出力・RAW現像に「Digital Lens Optimizer」機能が追加

Mark4から新たに追加された機能である「Digital Lens Optimizer」が、JPEG取って出しと、カメラ内RAW現像で使用できるようになりました。
この機能は、周辺光量落ちや歪曲収差補正などのレンズ光学補正を自動で行ってくれるものです。
これにより、現場へPCを持ち込まなくても、データ仕上げができる機会が増えるかと思います。

  

まとめ

 いかがだったでしょうか。
まだまだ紹介しきれていない進化点があり、他には、、
・「デュアルピクセルCMOS採用でAF高速化」
・「撮影後データから前ボケ調整」
・「GPS内蔵」

など、さすがキヤノンと感じずにはいられない機能が盛りだくさんでした。

もし、「Mark4気になるなあ、、、」と感じていただけましたら、ぜひフォトルプロまでお問い合わせください。
デモ機の手配もキヤノンさんにお願いできるとお聞きしていますので、現場で実際に違いを体感してみてください。

 

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