まさに写真館向けアプリ!若者が使ってるinstagramってなに?
「お正月を写そう」でおなじみの富士フイルム様の広告メッセージ、皆さんもご覧になりましたでしょうか?今年は「ましかくプリント5枚無料」キャンペーンが全面に押し出されてましたね。
さて、皆さんはどうしてこのキャンペーンが「ましかくプリント」限定なのか、気になりませんでしたか?「確かに可愛らしいけど、ましかくの写真なんて見慣れないよ。普通の写真はL判だろう」
写真業界にお勤めの皆さんには、こんな疑問があったかもしれません。
ところが、「instagram」という写真共有アプリの爆発的な普及以降、最近の若者にとって、写真とは「ましかく」が「当たり前」なっているのです!そして実はこのinstagram、お店の販促やお客様とのコミュニケーションにうってつけのツールです。
そこで今回はinstagramとその使い方について、みなさんにご紹介いたします。スマホがあれば無料で使えるので、使わないのはもったいないですよ!
目次
- そもそもinstagramって?
- どんな写真が投稿されてるの?
- 登録も投稿も簡単!
- フィルター機能で画像加工
- ハッシュタグとは「お題」のこと!ハッシュタグでお店を知ってもらおう
1.そもそもinstagramって?
instagramは、iphone、androidといったスマートフォン端末専用の写真共有アプリです。2016年時点で、日本国内のユーザー数は1092万人だとか!
アプリ名は、instant(一瞬で、その場で)+telegram(電報)という二つの単語を組み合わせたものらしく、「写真を撮ったその場で共有する」という体験を連想させます。
この写真アプリの特徴は以下の3点。
- 正方形の画像
- ヴィンテージ感のある写真フィルター
- 撮ったその場で共有できる
「インスタントに、正方形のヴィンテージ風の画像を見せあうことができる」
まさにこのアプリは昔のインスタントカメラの体験を、インターネットで体験するアプリですね。もちろん写真を投稿せず「見るだけ」の使い方をされている方もいます。
一点だけ注意するとすれば、写真の投稿はスマホからのみです!(パソコンからもアカウントの登録や写真の閲覧はできます)
2.どんな写真が投稿されてるの?
多くのユーザーが手軽にinstagramに画像を投稿していることが分かっていただけたと思います。
では、実際のユーザーはどんな写真を投稿しているのでしょうか?
これは正にユーザーによって様々です。
その日食べた夕ご飯や、近所で見つけた野良猫、一緒に遊ぶ友達との自撮りなど、最近の若いスマホユーザーによくある「何気ない瞬間」」を撮った写真もある一方、フリーランスのカメラマンさんなどが一眼レフで撮った「作品」だってあります。
つまり、日常的を写した写真でお客さんに親しみやすさを演出したり、逆に本気の一枚でお店の魅力を訴えたりと、自由なPRに活用できるのです!
日頃、写真に触れているみなさんにぴったりのサービスだと思いませんか?
3.登録も簡単!
さて、そんなinstagramですが、登録も投稿も本当に簡単です。
- iOSの方 ⇒ app store(https://itunes.apple.com/jp/app/instagram/id38980125)
- アンドロイドの方 ⇒ google play(https://play.google.com/store/apps/details?id=com.instagram.android&hl=ja)で「instagram」を検索し、インストールしてください。
あとは画面の指示に合わせて、登録していくだけです。メールアドレスがあればfacebookのアカウントや電話番号は不要です。
よろしければ、こちらも参考にしてみてください
参考ページ: https://ja-jp.facebook.com/help/instagram/155940534568753
4.フィルター機能で画像加工
投稿も簡単です!画面の下にあるプラスボタンを押して・・・
あとは画像とフィルターを選んでいくだけ!
今回はスクリーンショットなので効果が分かりにくいのですが、ビンテージ写真風のフィルターが多数あり、様々な効果を施すことができます。
フィルターを選んだら右上の「次へ」を押しましょう。もちろんフィルターを使わずそのまま投稿しても、オッケーです。
最後に「キャプションを書く」の部分に写真に関するコメントを書いて、「シェアする」を押して投稿完了です!
5.ハッシュタグとは「お題」のこと!ハッシュタグでお店を知ってもらおう
instagramの特徴の一つが、画像に「ハッシュタグ」を追加してシェアできること。最近よく聞く言葉だと思いますが、ハッシュタグとは要するに「お題・テーマ」のようなものです。
単語や文章の前にシャープをつけて、「#ハッシュタグ」このように記載することで、お題のリンクとして機能します。このハッシュタグを使って、共通の「お題」で投稿された写真をシェアしたり、検索したりできるのです。
例えば、「#カメラのナニワ」で検索すると、ご購入いただいた商品の写真を投稿してシェアしていただいてる投稿が見つかります。また、「#証明写真」で検索すると、証明写真を撮ったあとのリクルート姿の自撮りや、撮った写真をシェアなどがヒットします。
他にも、「#Canon5Dmark4」や「#nikonD750」といったタグでは、ユーザーが撮った写真が投稿されていますし、「#地名」で検索すると皆さんの地元のユーザーの写真がヒットします。ハッシュタグ検索だけで、ユーザーの傾向を掴むことができますね。
このハッシュタグは投稿時のキャプションに何個も付けることができます。
「 #写真館 #大阪市 #Canon5Dmark4」というように記載すれば、写真館の写真を探している人、大阪市の写真を見ている人、同じカメラを使っているユーザーに、皆さんの投稿を見つけてもらえる可能性があります。
このハッシュタグを活かせば、みなさんの写真館で撮影した写真を、様々な層に訴求できるのではないでしょうか?
まとめ
スマホ用のSNSということもあり、今までとっつきにくく感じていた方もおられるのではないでしょうか?改めて特徴や機能を確認していくと、みなさんのお店でも積極的に活かしていけるはずです。
お店の宣伝に使わなくても、ハッシュタグを使った情報収集に使うだけでも便利ですよ!是非とも活用してみてください!