キヤノンEOS 5D MarkIV 注目の4K動画の実力とは?
9月8日に発売された、キヤノン EOS 5D MarkIVの主なスペックは、3040万画素CMOSセンサー、新映像エンジンDIGIC 6+での高速処理、常用ISO感度最高32000など、5D MarkⅢと比較して大幅に性能アップしています。
その中でも今回は注目の4K動画性能についてご紹介致します。
●まず4Kとは?をおさらいしてみましょう。
4Kは『4K UHDTV』と『DCI 4K』の二種類があり、『4K UHDTV』は横3840×縦2160で合計 約829万画素。
主にテレビ放送、テレビ受像機、ディスプレイでよく使われています。
一方、『DCI 4K』は横4096×縦2160で合計 約884万画素。主に映画、カメラでよく使われていて、EOS 5D MarkIVに搭載されている、EOSムービーはこちらの規格になります。
またEOS 5D MarkIVの4K動画のフレームレートは30p(Full HD時は60p)で、より滑らかな映像が期待出来ます。
●4Kの魅力とは
やはり高画質が一番に上げられます。
一般的なFull HD 横1920×縦1080 合計 約207万画素と比較して約4倍の情報量を誇り、髪の毛の1本1本にいたるまで忠実に再現します。
●一眼4K動画の魅力
もちろんビデオカメラでも4K動画撮影は可能ですが、一眼4K動画は開放値の明るいEFレンズを使用でき、一眼カメラならではの背景をぼかした、まるで映画やコマーシャルのワンシーンのような映像になります。
ただしカメラ単体での最長撮影時間は29分59秒の制約があり、こちらはビデオカメラに軍配があがります。
●4K動画の活用方法
高画質動画としての鑑賞はもちろんのこと、4Kなら静止画としての活用も期待できます。
4K動画の1フレームを約880万画素(4096×2160)の静止画として切り出し、JPEGでの保存ができます。
秒間 約30コマの静止画から、決定的な1枚が選べます。
●スタジオでの活用方法
本格的な動画撮影は大変だと諦めている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
まずは簡単な撮影からチャレンジしてみませんか?
七五三なら、お着替えやヘア・メイクの場面を撮影し、メイキングムービーにしたり、成人式なら、インタビュー形式で『20年後の自分に向けて』や『ご両親への感謝の気持ち』などの質問に答える流れで動画を撮影すると、納品時にご両親に大変喜ばれます。
写真では残せない音声が記録されるのも動画の魅力のひとつではないでしょうか。
今回ますます進化したE0S 5D MarkⅣの4K動画機能を活用し、スタジオでの撮影の魅力を発信していきましょう。
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(キヤノン) Canon EOS 5D MARK IV ボディ