小規模校の卒業アルバムを進んで取り組むべき理由とは!?
フォトスタジオ・エル様スクールフォト、卒業アルバムのVログ配信でも
ご案内しておりましたが、少子化が進み生徒数が減少している
環境は皆さまもご存じの通りです。そこで、小規模の卒アルは商売に
ならないではなく、実はそこにチャンスがあることをご紹介します。
写真業者と少子化の背景について
人数の少ない学校では、費用が合わないため利益が取れない、学校の判断で
アルバム自体が廃止になっているケースも。人数の多い学校では、写真業者が
最も欲しい先、競争が発生し価格競争も激化(全国展開の大手企業も狙う)
してます。また、このまま、少子化がどんどん進展していくと、文部科学省より
各教育委員会に次のように通知されているようです。
大前提として、少子化に対して、一定の学校規模
(学級数および生徒数)を確保すべき。
『具体的な線引き』
・小・中学校ともに「全学年で12学級以上18学級以下」が法令上の基本
・現実的でないので、最低1学年1学級以上、出来れば1学年2学級以上
・1学年1学級をクリア出来ないと、統廃合の対象になる
・ また、全学年で31学級以上の過大規模校は、それを下回るように措置が入る
少子化が進展していくと、学校はどうなる?ここが狙い。
統廃合が進み、学校数は減少していきます。過大規模(マンモス校)は
減少していきます。つまり
・今まで美味しい思いをしていた学校は少なくなる
・卒業生15名~50名程度の学校が増えて行く
・今まで利益の薄かった小規模の学校が、人数の多い学校と統合することも
ここが狙いです。今後、人数の多い学校と統合して美味しい学校になる可能性も。
その際、小規模校を大切にしていれば土俵に上がれます。
マンモス校で売上確保できており、今は大丈夫と思っている方
全然大丈夫ではありません。マンモス校は規模が縮小される方針にあり
今まで相手にしていなかった小規模校にチャンスが生まれます。
また先生方は異動もあるので、小規模校の先生がマンモス校に
赴任することも考えられますね。
小規模校 卒業アルバムのススメ
規模が小さい学校を大切に、お付き合いすることが重要になります。
そこで、仕上がりは通常のアルバムと遜色がなく、少部数、5部~30部を
リーズナブルに作成できれば、初めてアルバムに携わる方でも将来的に
取り組みやすいと思います。卒アルに携わると遠足、運動会などのイベントに
同行、出張撮影しなけらばならない人的要因的な不安も当然出てきます。
しかし、この様なケースもあります。そもそも、少人数で写真業者が
対応できてない、また、廃業してしまい次の業者もなく卒アルがなくなった
園では保育士がコツコツと手作りしている。この様な場合は学校や園も
卒アルを作成頂けるなら是非にと感謝に変わり、少し立場を変えた
ご提案、取り組みができます。例えば年1回の個人撮影のみ、後は、先生達が
撮影されたデータを預かる、また、出張撮影料金をお願いするなど。
営業できれば変わります。地域貢献ではないですが、宣伝効果も見込めます。
≪まとめ≫
現在既に、過疎地の小規模校においてアルバム廃止の流れが起こりつつ
アルバムを廃止した小規模校が統合した際、統合先もアルバム廃止になる
恐れもあります。大切なことは今まで卒業アルバムを手にしていた子ども達が
大人の都合で無くなってしまうことです。もう一度、卒業アルバムについて
考えてみる良い機会になるかもしれません。少人数アルバムについて
初めて取り組んでみよう、また、関心のある方は、下記フォームより
お気軽にお問合せください。