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【初心者必見】ドローンを飛ばすなら絶対知っておきたい「DIPS」とは?

ドローンを合法的かつ安全に飛ばすために、必ず関わるのが DIPS(ディップス)」 です。
でも、初心者の方にはこんな疑問がありますよね?

  • DIPSってそもそも何?」
  • 「自分に関係あるの?」
  • 「何をやらなきゃいけないの?」

この記事では、ドローン初心者向けにDIPSの役割・できること・やるべきことをまとめました。

✅ そもそもDIPSとは?

DIPSDrone Information Platform System は、
国土交通省が運営するドローンの情報基盤システム です。

目的は、ドローン飛行における「登録」「許可・承認」「飛行情報の共有」を一元管理すること。

2023年以降はDIPS2.0として進化し、オンラインでほとんどの手続きが完結できるようになっています。

💡 DIPSでできること

初心者でもすぐに役立つ機能はこちらです:

  1. ドローンの機体登録
    • 100g以上のドローンは全て登録義務あり
    • 登録後に発行される「登録記号」は機体に貼り付ける必要があります
  2. リモートIDの登録・確認
    • 20226月以降、原則100g以上の機体にリモートID必須
    • DJI製はほぼ内蔵済み、DIPSで登録が必要
  3. 飛行許可・承認の申請
    • 人口集中地区(DID)や夜間飛行など「特定飛行」を行う際に申請
    • 包括申請でまとめて許可を取ると便利
  4. 飛行計画の提出と飛行情報の共有
    • 202212月から、特定飛行では飛行計画の提出が必須
    • 飛行情報共有機能(FISS)で周辺の飛行状況を確認可能

📋 DIPSで「やらないといけないこと」

ドローンを飛ばすなら、次の3つは必須です。

  1. 機体登録
    • 登録しないまま飛行すると違法(50万円以下の罰金対象)
  2. 飛行許可・承認の取得
    • 特定飛行(人口集中地区・夜間・目視外・30m未満接近など)は必須
  3. 飛行計画の提出
    • カテゴリーの飛行では事前提出が義務

⚠ 初心者が見落としがちな注意点

  • 登録だけで飛ばせるわけではない
    • 市街地や夜間などは必ず許可が必要
  • 飛行計画は毎回提出が必要な場合がある
    • 包括申請を取っても、飛行計画提出は省略できないことが多い
  • 資格や型式認証があると申請が簡略化される
    • 二等資格 × 型式認証機体 × 機体認証で業務飛行がスムーズに

🔹 まとめ

  • DIPSはドローン飛行の入口であり、義務の管理ツール
  • できること:機体登録、リモートID登録、許可申請、飛行計画提出
  • やらないといけないこと:機体登録+特定飛行申請+飛行計画提出

DIPSを正しく使うことで、合法かつ安心してドローンを運用できます。
初心者の方はまずアカウント作成と機体登録から始めましょう!

株式会社ナニワ商会 近木(ちかき)
株式会社ナニワ商会 近木(ちかき)
法人事業部 東京営業所 ナニワドローンアカデミー担当 近木(ちかき)という名前は、ありそうでない、珍しい苗字だとよく言われます。 2025年の4月で入社27年目。小売・商材部・事業開発部・営業企画部から卸と社内経験だけは豊富です。 PC系が得意で、ネットワークからスタジオワークフローまでご提案できれば!と日々心がけています。 二等無人航空機操縦士(国家資格)資格保持、 ナニワドローンアカデミーインストラクター

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