
【初心者必読】DIDエリアのドローン飛行で気をつけたい実務チェックリスト7選【保存版】
こんにちは、ナニワドローンアカデミーインストラクターの近木です。
「DID(人口集中地区)でドローンを飛ばしたいけど、どこに気をつけたらいいのかわからない…」
そんな不安、ありませんか?
特に仕事や撮影案件で使う場合、DIDエリアでの飛行は許可が必要になるだけでなく、現場でのトラブルリスクも高まります。
今回は、初心者でも現場で安心して飛ばせるように、DID飛行における「事前・当日・飛行中・飛行後」のチェックリストを7つにまとめました!
✅ 1. 飛行許可(包括申請など)は取得済み?
DID内の飛行には、原則として国土交通省の「飛行許可・承認」が必要です。
特に以下のようなケースでは【包括申請】か【個別申請】が必須:
・商業利用(仕事での撮影)
・高度150m未満でも人口密集地での飛行
・夜間や目視外飛行も含まれる場合
🔍 チェック:
・DIPSに機体&操縦者登録済み?
・許可証の期限は切れてない?
・飛行ルールはマニュアルに沿ってる?
✅ 2. 飛行エリアは地図で確認済み?
一見すると空いていそうな公園や学校でも、DIDに指定されていることがあります。
💡おすすめツール:
・国土地理院の地図 + DID重ね合わせ
・「SORAPASS」や「ドローンフライトナビ」等のアプリ
📍チェックポイント:
・自分が飛ばす場所がDID内か?
・周辺に電線や建物、学校・病院などの施設がないか?
✅ 3. 近隣・現場への事前説明はした?
DIDで飛行する場合、周囲の住民や施設への事前連絡がマナー&リスクヘッジです。
📌チェック:
・学校・公園の管理者から許可はとった?
・近くの住民や店舗に簡単なチラシ・口頭説明済み?
・トラブル発生時の連絡先(名刺・責任者)を持っている?
✅ 4. 離発着場所は「安全」ですか?
DIDで一番多い事故は「離陸地点の不備による接触・墜落」。
🚁チェック:
・地面が平らで、風の影響が少ない場所?
・人や車が通らないエリア?
・機体を見渡せる距離が確保されている?
✅ 5. 補助者は配置されている?
目視外・接近飛行・イベント撮影などでは、補助者の配置が義務化されるケースがあります。
👀補助者の役割:
・周囲の安全確認
・操縦者が見えない位置のフォロー
・緊急時の周囲への声かけ
✅ 6. フライトログは記録していますか?
DIDでの飛行は飛行記録の保存が義務(標準マニュアルに準拠する場合)です。
🗂チェック内容:
・飛行日時・場所・機体・天候・風速
・飛行目的・トラブルの有無
→ スマホメモでもExcelでもOK!何か残しておけば安心。
✅ 7. 緊急時の対処方法をチームで共有している?
「機体が見失われた」「バッテリー切れで戻ってこない」
こうしたケースで焦らないように、事前に役割を決めておくことが大切です。
📣確認項目:
・飛行中止の判断基準(風速/GPS喪失など)
・緊急着陸ポイントの確保
・チーム間の無線 or ハンドサイン確認済み
🎯まとめ:DID飛行は「申請+安全運用」がセット!
チェック項目 |
対応状況 |
許可取得済み |
✅ / ❌ |
エリア確認済み |
✅ / ❌ |
近隣連絡済み |
✅ / ❌ |
離発着場所安全 |
✅ / ❌ |
補助者配置 |
✅ / ❌ |
ログ記録準備 |
✅ / ❌ |
緊急対応共有 |
✅ / ❌ |
ドローンを仕事で活用していくなら、「安全を守る=信用を守る」ということ。
DIDエリアでの飛行は手間もありますが、きちんと準備すればトラブルなく運用可能です!
「いつでも安全に、どこでも堂々と」飛ばせるように、今日のチェックリストをぜひ活用してくださいね!