キヤノンEOS-1D X Mark III キヤノンが威信をかけたフラッグシップモデル

2020-02-20 07:58株式会社ナニワ商会中尾撮影機材・スタジオ機材

東京オリンピックまであと半年を切り益々盛り上がってきましたが､カメラ業界にも明るいニュースが飛び込んできました｡キヤノンのフラッグシップモデル『EOS-1D X Mark III』がついに発売されます｡

現行モデルのEOS-1D X Mark IIが発売されたのが4年前の2016年､今回は4年の時を経て進化した新製品『EOS-1D X Mark III』の魅力をご紹介致します｡

※【公式】キヤノンEOS-1D X MarkⅢ SPECIAL SITE 紹介動画よりhttps://cweb.canon.jp/eos/special/1dxmk3/

機種名：EOS-1D X Mark III
発売日：2月14日
定価：OPEN (参考売価 720,000円税別)

主な特徴

◇高速連続撮影

ファインダー撮影時：16コマ/秒

ライブビュー撮影時：20コマ/秒

◇高画質

精細かつ低ノイズを追求した自社開発・自社生産、有効画素数約2010万画素の35mmフルサイズCMOSセンサー（約35.9×23.9mm）を搭載。

GDローパスフィルターを新たに開発。センサーに届く光を16点に分離させることで、偽色や輝度モアレを効果的に抑制しつつ、従来のローパスフィルターより高い解像感が得られます｡

◇瞳AF

カメラが瞳を検知してピントを合わせる、ライブビュー撮影ならではのAF機能搭載。検出した瞳に対して、ピントを追従・追尾します。動く被写体でもピント調整はカメラに任せ、構図の調整に専念でき、被写界深度の浅い大口径レンズ使用時も高い測距精度が得られます。

◇CFexpressメモリーカードを採用

高速かつ安定したCFexpressメモリーカードをデュアルスロットで採用しています｡

現在サンディスクから64GB～512GBまで発売されています｡

	EOS-1D X Mark III	EOS-1D X Mark II
有効画素数	約2010万画素	約2020万画素
映像エンジン	DIGIC X	デュアルDIGIC 6+
記録媒体	CFexpress（Type：B）	CFカード (UDMAモード7対応）、CFastカード（CFast 2.0対応）
測距点	191点（クロス測距点最大151点）	61点（61点高密度レティクルAF）
連続撮影(光学ファインダー)	16コマ/秒	14コマ/秒
連続撮影(ライブビュー)	20コマ/秒	16コマ/秒

電源消費マネジメントの見直しにより､EOS-1D X Mark IIと比較して2倍以上､

最大で1,640枚増加(常温23℃時）しています｡

撮影可能枚数（ファインダー）

※フル充電のバッテリーパックLP-E19使用時

撮影可能枚数（ライブビュー）

動画撮影可能時間

EOS-1D X Mark Ⅲ				EOS-1D X Mark Ⅱ
温度	撮影条件			温度	撮影条件
温度	RAW動画　29.97p	4K DCI(クロップしない)　29．97p/25.00p IPB	Full HD 29.97p/25.00p IPB	温度	4K 59．94p/50.00p Full HD 119.9p/199.0p ALL-I	Full HD 29.97/25.00/24.00/23.98p IPB(標準)
常温(23℃)	約2時間10分	約2時間20分	約4時間40分	常温(23℃)	約1時間40分	約2時間20分
低温(0℃)	約1時間50分	約2時間00分	約4時間10分	低温(0℃)	約1時間30分	約2時間00分