レンズ本来の描写を損なわないニコン純正保護フィルター「アルクレスト」のご紹介
今回はニコンの保護フィルターの最上位 アルクレストシリーズをご紹介させて頂きます。
保護フィルターの使用については良し悪しがあり、
「描写力が落ちるから使いたくない」
という方もいらっしゃれば、
「画質は落ちても万が一の為にフィルターは必ず使う」
という方もおられますよね。
今回ご紹介するアルクレストシリーズは、ニコンの様々な技術を用いて
レンズ本来の描写力を最大限に発揮できる保護フィルターです。
それでは、主な特徴や仕様に関してご紹介させて頂きます。
主な特徴や仕様
片面反射率約0.1%の超低反射ARコート「ゼロワンARコート」を採用
片面反射率0.1%の凄さが私にはイマイチ分かりませんでしたので、他社の保護フィルターと比較してみました。
口径は77mmで比較しております。
ニコン アルクレスト | A社 | B社 保護フィルター | |
反射率 | 0.1% | 0.3%以下 | 0.24 |
希望小売価格(税別) | 13,500円 | 13,000円 | オープン |
ニコンのアルクレストは描写力に重きを置いているのに対して、
A社、B社共に強化ガラスを採用し、耐久性も追求しています。
一長一短ありますが、描写力に関してはアルクレストがナンバーワンです。
ゴーストも他社の保護フィルターと比較すると大幅に軽減されています。
ニッコールレンズにも使われている光学ガラスを採用
安価なガラスではなく、ニッコールレンズにも採用されている光学ガラスを採用しています。
ニコン様に確認しましたが、国内のレンズ等にも採用されているガラス工場で生産されたガラスを使っており、ガラスだけでなくフィルターそのものも安心の日本製です。
ガラスの加工精度、光学性能も含めて折り紙付きの純正仕様ですので、「レンズ本来の描写力を極力損なわない」という謳い文句に、納得感を与えるポイントですね。
マウントによるガラスの歪みを提言する「フラットプレーンシステム」
一般的なフィルターはフレームにバネや金属のリングを用いてガラスを装着しています。
その場合ガラスに力が加わる為、歪みが発生してしまいます。
このアルクレストシリーズは特殊なエラストマーを用いてガラスを装着しています。
エラストマーとは工業用のゴムで、これを採用することにより
ガラスにかかる力を軽減し、歪みを最小限にしています。
撥水、撥油加工や端の部分の墨塗り加工など、他の特徴に関しては
他社の上位機種にも採用されているケースが多く、
アルクレストだからこれといったストロングポイントはありません。
ただし徹底的に画質を追求する方には是非おススメの保護フィルターです。
参考までに、ニコン様公式の商品の使用や特徴について
詳しく掲載された特集ページのURLを添付させて頂きます。
参考:http://www.nikon-image.com/sp/arcrest/?cid=JJAAL002035
ニコンの保護フィルター アルクレストシリーズをご紹介させて頂きました!
アルクレストシリーズはフォトルプロでも取扱いをさせていただいております。
>>アルクレスト商品ページはこちら<<
「レンズフィルターはいつも同じやつ。安い物でも良いんだよ」
と思ってらっしゃる方でも、是非一度純正フィルターの描写力をチェックしてみてはいかがでしょうか?
最後までご覧頂き、ありがとうございました。