写真館・スタジオ経営者必見!意外と知らない節税の裏ワザ6選
写真館の経営、スタジオの維持などをしていくには、できるかぎり節税をして楽に経営をしていきたいものです。設備投資による節税も有効ですが、節税対策で大事なことは会社、企業からお金が出ていかせないこと。今の経費の計上の仕方を見直すことにる税金の圧縮に努めるということが大事で、会社に合った方法で実践していく必要があります。
実は節税にも裏ワザが存在し、それを実行すれば税金を安くすることができるのです。
今回は、あまり知られていない節税の裏ワザをご紹介しますので、ぜひ検討&実践してみてください。
[節税裏ワザ1] 未払い金の計上
まずは未払い金の計上に関する裏技です。
今期に発生したものを来期にその支払いをするというものがあり、決算段階で今期に計上することが可能です。特に給与などはこの方法が有効で、それだけでかなりの経費を計上し、利益を圧縮しできるため税金の支払いを少なくすることができます。
これを行う場合には、テクニックや手続きを特別必要とせず、給与の締め日を調整するだけで実施が可能です。締め日を15日にしておけば、給与の費用の半分をその期に未払給与として計上することができます。
[節税裏ワザ2] 決算期の変更
決算の直前にかなりの利益が出るかもしれないという場合、仮にそのまま出てしまっては節税対策が間に合わないことがあります。そうした時は、決算期を変更してその利益を来期に回し、来期に計画的な対策をしていくことが可能となります。
この変更には臨時株主総会などで定款の変更などの手続きが必要となりますが、個人経営の場合にはそこまで多くの人を巻き込まずにすることが実施することができます。
[節税裏ワザ3] 売掛金と不良債権を経費として扱う
売掛金は資産の扱いとなるものの、見込みのないものはいつまでも持っていても仕方ありません。内容証明などで督促などの行為をしているという証拠を残した上で経費として計上することで利益の圧縮を図ることができます。
[節税裏ワザ4] 広告宣伝費として活用する
4つ目は、広告宣伝費の活用です。広告宣伝費は効果的に使えばそれ以上の成果につながります。実施の際には、掲載日が来期にずれ込まないようにすることが注意点です。Web広告、新聞チラシ、ポスティングなどが比較的、早くに掲載される媒体です。
[節税裏ワザ5] 社員旅行を実施する
社員旅行の実施も非常に節税も有効です。いわゆる福利厚生費の活用で、どうせ税金で出ていくのならば社員の福利厚生に活かしましょう。
ゆったりとプライベートでの撮影を楽しむことにより、リフレッシュ・モチベーションのアップにもつながります。
[節税裏ワザ6] 社内規定の整備へ充てる
最後の6つ目は、社内規定の整備への投資です。就業規則がなかったり、ルールがあやふやなことも多い中小企業では、従業員離れや問題につながることもあります。
社会保険労務士に依頼する費用も経費となるので、税金の圧縮を図りながら、働きやすい環境を整えることができる、一石二鳥のやり方です。
まとめ
いかがだったでしょうか。
会社の規模や環境により、すべてを実施できるとは限りませんが、取り入れることができる裏ワザについては、ぜひ検討してみてください。