STUDIO NOGAMI 様(滋賀県高島市) ニューボーンフォトのご紹介
滋賀県高島市の写真の野上様ご紹介。
ニューボーンフォトの撮影にもいろいろありますが、こちらはザ・ニューボーンのポーズをほぼ撮らない珍しいというかなかなかのクセモノスタジオ。
まずは、簡単な自己紹介をお願いします。
自己紹介
『STUDIO NOGAMI』の野上徹治と申します。
人付き合い(特に大人のお付き合い)が苦手な見た目いかついオッちゃんと、子供に好かれる妻の2人でスタジオ撮影をしています。
スタジオ以外には昔ながらの学校・出張集合etc.の撮影です。学校撮影は2人の社員が担当してます。滋賀県北西部の高島市という電車・車ともに正直、不便な地域でやっています。
ちょっと風吹いたら電車は止まるし、土日の朝夕は逃げ場のない下道のみで大渋滞なので。
そんな土地に恐らく戦前に祖父が始めた写真屋です。
お客様は20代後半~40代前半が主です。高島市内以外に長浜市のお客様も多く、約25%ほどが県内の市外、10%程度が県外からとなっています。
ニューボーンフォト。どのような撮影をされてますか?
パパママ、それと自分たちが撮りたい写真を撮っています。ニューボーンのポーズは大人がかわいいと思うポーズが結構多いと思います。実際、撮影では基本的に撮らないポーズがあります。Potato Sackポーズは年間数人のお客様がやりたくないとおっしゃいます。それを巻き方の説明や安全性を説明してまで撮ろうとしません。
うつ伏せも嫌な方もいます。別にそれをしなくても『かわいすぎる写真』は撮れるのでイイのかなぁ。と。
また、合成を必要とする撮影も基本的にしません。そんなやらないことたくさんのクセモノ写真屋です。
ニューボーンフォトの『こだわり』『撮影小物』な教えてください。
撮影を始めた2014年はまだまだニューボーンフォトは知られていませんでした。赤ちゃんをくるむラップ・ニット帽・ビーンバッグなど日本でそろえることはまずできません。
そこで、見つけたのはオンラインショップEtsy。
今でこそ使いやすくなりましたが、その頃はドキドキ、モヤモヤしながら必死で翻訳して内容確認やオーダーのやり取りをしたのを覚えています。
それ以外のベッドやボウル・カゴなどは何とか自作や日本のものを代用して使っています。ボウルはそば打ち用のこね鉢。数年前まではオークションでも1000円ほどで買えていましたが、最近は値上がりしましたね。
ただ、持ちやすいように工作しています。ベッドもすのこにちょっといい板を貼ったもの。
つるカゴは山に行って採ってきました。たぶんアケビなんじゃないでしょうか。ただボロボロとくずが出やすいので艶消しクリアをしみ込まして崩れにくくしています。簡単なリースならつるバラのつるは非常にいいです。
もう7年くらい使っていますが崩壊していません。黄モッコウバラならとげもなく成長も早いので材料として育てるのもいいと思います。
自分たちで作った小道具でかわいい赤ちゃんを撮影しパパママと一緒に「かわいいねぇ」って言っている時が最高に幸せです。撮影期間もほかのスタジオ様とは違い基本で40日までと設定しています。ここ数年では3か月の子も撮影しています。2ヶ月3か月のお肉ぷにぷにな感じもたまらなくかわいいですよ。
その時期のその子なりのニューボーンフォトを撮っています。
アイデア、をDIYでもカタチにされる野上代表。
これからも、新しい撮影、小物へのこだわりにTryされると思います。お忙しい所、有難うございました!