外部マイクの使い方とは?ガンマイク編!
デジタル一眼レフで動画を撮影する際、外部マイクを使うことがあると思います。
今回はそのマイクの特性に合った、正しい使い方を説明したいと思います。
外部マイクの注意点!
まず、デジタル一眼レフには音声(入力・録音)レベルの自動調整機能があります。
これは、入ってくる音量のレベルを常に一定にできるようにカメラ側で入力レベルを自動で上げ下げしています。
難点としては、入ってくる音に即座に対応できるものではなく、比較的静かな環境でいきなり大きな音がなると音割れした後、全体のレベルが下がるといった事態になってしまいます。
会議やセミナー等の録音に自動調整機能は便利ですが、となりのおじさんの咳払いが大音響で入っていたことあると思います。だいたいこれが原因です。
外部マイクを使用した思い通りの音を拾う場合、この自動調整機能はOFFが正解になるのです。
指向性マイク(ガンマイク)の使い方
インタビュームービー等で使われる超指向性のマイクの使い方ですが、棒状のマイク本体の先端から集音します。ですので、対象物に対してマイクを向ける形になります。
(超)指向性マイクの概要
ガンマイク(指向性マイク)
テレビの取材などでマイクをもった音声さんが長い棒の上から、マイクを向けている光景、よく見ると思います。
これにはしっかりとした理由がありまして…
(超)指向性のマイクは向けた方向の音を拾う。
という特性に合ったモノなのです。
たとえば被写体に水平に向けた場合。その後ろからの音も拾うことになります。
下から上に向けた場合、空調や蛍光灯のノイズ、あげくに飛行機(!)の音を拾います。
それに比べて地面は音源が少なく、集音しやすいことから、上から下へマイクを向けるのがセオリーらしいです。
これは指向性マイクの特性を生かした使い方で、通常の集音マイク(内蔵型含む)は水平で問題ありません。といいますか上から録るメリットがありません。
また室内であれば、水平(壁にむけて)でも問題が無いことが多いです。
音も記録することで動画商材の付加価値UP!
音声というものは、後でのノイズ雑音除去ということが大変難しく、特に声の場合は加工を繰り返すと全く別人の声になってしまったりすることから、録音する際はできるだけクリアな音声を記録することがマストとなります。
動画を撮ったけど、雑音がひどい!とお悩みの方は一度この方法を試されてみてはいかがでしょうか!
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