貴重な資料の劣化は進んでいる!対策ではじめるデジタルデータ化
過去にたくさん撮られた写真やフィルムなどの資料は、どこで保管をしていますか?
大型倉庫や資料室など、適切な場所で管理していると思っていてもバラ写真やフィルムは今年のような夏の高い気温や高温多湿な環境での長期保管はあまり適さず、ダメージを与えてしまいます。
大切な思い出の写真が劣化してからでは、見られなくなるかもしれません。廃棄にも非常にコストがかかりますし、復元しようとしても時すでに遅し・・・
そういった劣化対策として、デジタルデータ化をされてはいかがでしょうか?
デジタルデータ化を行うことにより、資料保管場所として大幅に場所をとっているところを縮小することができますし、コスト削減にも繋がります。
資料から酸っぱいニオイ?
「ビネガーシンドローム」にご注意!
過去に撮影したフィルムから酸っぱいニオイがしたという経験はありませんか?
それは、「ビネガーシンドローム」という化学変化です。温度や湿度が管理されていないことが起因とする劣化です。
参考としてこのような症状があります。
・酸っぱいニオイがする
・フィルムが丸まっている
・フィルムがひび割れている
・フィルムがべたつく、溶けはじめる
いきなりこのような症状が現れるのではなく、長い年月をかけて少しずつ劣化します。
酸っぱいニオイがしている段階では、まだ初期症状なので取り返しがつかなくなる前に対策が必要です。
フィルムのカビ!
よく見ると雪の結晶のような模様が・・・
日本は高温多湿ですので、カビにも注意が必要です。
フィルム原本をよく見ると、少し汚れているような気がする。それはカビが原因かもしれません。
カビの場合、実際にスキャンしてみると雪の結晶のような模様がうつりこんでしまいます。
原本のカビを手作業で除去する、または、スキャン後のデータをPhotoshopなどの画像処理ソフトで除去することもできますが、どちらも非常に手間がかかります。カビは広がりやすいため、一度侵食されるとどんどん広がってしまいます。
そうなる前に対策していれば安心です。手間と作業を考えると、デジタル化していつでも資料を取り出せる状態にし、活用していく方が資料として有効かと思います。
フィルムを守る!保管する際のポイント
写真・フィルムを保管する際のポイントをいくつか挙げさせていただきます。
・高温多湿の環境下を避ける
・直射日光は避ける
・ネガシートはビニールや樹脂製よりも紙製のものにする
ご参考になればと思います。
眠っている写真・フィルムの状態を
今一度確認してみてはいかがでしょうか?
大切に保管していても、フィルムが劣化している可能性があります。
一度現在の状態を確認してみることをオススメします。
社内丸ごとデータ化
大量受注も可能!
写真、フィルム、アルバム、ビデオなど他種類のスキャンに対応しています。
劣化の進行具合によっては、まだまだ対策を打てる可能性があります。
劣化が進行してしまい手遅れになってしまうこともありますので、
早期発見・早期対策ですね!
劣化を防ぐことはとても難しいので、少しでもお悩みの方はなるべく早くデジタル化することをおすすめします。
デジタル化の相談については、いつでも承っております。
下記よりお問い合わせお待ちしております。