ノーリツプレシジョンより新型銀塩ラボ機登場! その名も「QSS-3901G / 3904G」
今年4月に新型ドライ機「QSS-GreenⅣ」を発売したノーリツプレシジョン株式会社より、今度は新型銀塩ラボ機が発表されました。その名も「QSS-3901G / 3904G」。
従来機のQSS-3704G、QSS-3801Gの機能や特徴はそのまま継承しつつ、新たな機能を加えQSS-39シリーズとして新規に設計・開発され、今年のPHOTONEXTにも披露されました。
今回は「QSS-3901G / 3904G」の詳細をご紹介させて頂きます。
新たに加わった機能
●薬液の劣化軽減対策機能(終業点検時の不足分自動補充)
1日あたりに必要な最低処理面積(㎡/日)の値を設定する事で、1日あたりに必要な補充量を算出して、その補充量に満たないプリント処理量であった場合は終業点検時に不足分を自動的に補充する機能です。従来のラボ機なら液管理に神経をすり減らす事も多かったと思いますが、この機能なら機械が自動管理してくれますので、安心に加えなにより楽です。
●従来機に比べて消費電力を約18%削減
ノーリツが定める基準値より算出した測定値を「QSS-3801G」と「QSS-3901G」で比較した結果で、消費電力を約18%軽減できると言う事は、つまり経費節減にもつながるという事です。
また、電力を軽減する事でエコ対策にもつながりますので、エリアによってはエコ対策支援金の対象機になる可能性もあります。
●プリンター部とプロセッサー部が分割出来る
これは新機能という訳ではありませんが、QSS-38シリーズではプリンター部とプロセッサー部が一体型だった為、機械設置時の搬入経路や設置場所に困窮する事もありました。QSS-39シリーズではプリンター部とプロセッサー部を分ける事でこの問題を解決しています。
従来の機能もしっかり継承
●大量プリントに対応できる優れた処理能力
Lサイズ(127mm×89mm)プリント処理能力は、QSS-3901Gで約1,650枚/時、QSS-3904Gで約2,250枚/時と大量のプリントオーダーにも十分に対応できる処理能力を備えています。
QSS-3901G | QSS-3904G | |
Lサイズ (127×89mm) | 約1,650枚/時 | 約2,250枚/時 |
2Lサイズ(127×178mm) | 約922枚/時 | 約1,304枚/時 |
6切サイズ(254×203mm) | 約423枚/時 | 約614枚/時 |
4切サイズ(305×254mm) | 約345枚/時 | 約501枚/時 |
●解像度640dpi(12Bit)の高精細・高画質に対応
従来の定評のあるレーザーエンジンを搭載し、640dpi(12Bit)の高画質で文字や集合写真などの主要被写体が小さいプリントにも効果を発揮します。
●クアッドマガジン、トリプルマガジンに対応(工場オプション)
クアッドマガジン対応で4種類のペーパーを、トリプルマガジン対応で3種類のペーパーを1度に装填可能。ペーパー変更作業の効率をアップさせます。
クアッドマガジン トリプルマガジン
●ペーパーマガジン共用OK!
QSS-32シリーズ、QSS-37シリーズ、QSS-38シリーズのペーパーマガジンをお持ちの方はQSS-39シリーズにそのままスライドして使用する事が出来ます。また、QSS-29シリーズのマガジンをお持ちの方はQSS-39の2段上部のマガジンスペースに使用する事が可能です。
QSS-39シリーズにはマガジンが1個標準装備されています。
●フジカラーシンプルイット薬品「CP-49E」使用可能
工場対応となりますが、ワンタッチで交換が可能なカートリッジタイプ薬品「フジカラーシンプルイットCP-49E」を使用出来る「F仕様」モデルも準備されています。
まだまだおすすめ機能がたくさんありますが、とてもこの記事だけではお伝えする事が出来ません。
ノーリツプレシジョン株式会社より新たに発売となった「QSS-3901G / 3904G」。
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