今買える‼ニコン DXフォーマット交換レンズ2022年版
1959年に「ニコンF」発売以来、一貫した一眼レフ用交換マウントとして有名な「Fマウント」ですが、2018年にミラーレス用マウント「Zマウント」登場後、徐々にFマウント用交換レンズの生産完了のアナウンスを耳にします。 MF用Ai-S交換レンズ・AiAF交換レンズ(ボディ内モーター用レンズ)は既に全種生産完了。
メイン機材としてD500・D300S・D7500・D7200・D5600・D5300等をご愛用の皆様向けにDXフォーマット専用の現行Fマウント交換レンズについて、いま一度確認してみましょう。
ニコン純正 DXフォーマット専用 Fマウント交換レンズについて
2022年4月1日時点での現行製品は ４種類です。（納期は2022年4月21日時点での目安です）
■AF-S DX Micro 40mm f/2.8G （納期目安1-2週間）
■AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VR （納期目安1週間）
■AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VR （納期目安2ヶ月・在庫希少）
■AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR※ （納期目安1週間）
※但し、D300S・D7000では■AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VRは使用できないので、３種類になります。
昨年に ■AF-S DX NIKKOR 18-200mm f/3.5-5.6G ED VR IIが生産完了になりました。特に、学校写真では高倍率ズームレンズの需要が一定数あり、ニコン純正でこだわりたい写真館様には■AF-S DX NIKKOR 18-300mm f/3.5-6.3G ED VRの人気があります。
また、■AF-P DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VRも昨年で生産完了になりました。
こちらは、「軽くても、高画質」を望まれる商業施設写真・地方新聞社・タウン紙の記者様は35mm換算で210mm相当までズームが可能な■AF-S DX NIKKOR 18-140mm f/3.5-5.6G ED VRを買い替え、愛用する方が増えてきています。
2019年5月時点では、ニコン純正DX専用Fマウント交換レンズは12種類ありました。
D500・D5600・D3500の生産完了の影響で現行品数は激減しましたが、大きく重たくなりますが、FXフォーマットレンズと共用をすれば、現行品50種類～から選べますというメーカｰ側のスタンスがあります。
タムロン DXフォーマット専用 Fマウント交換レンズについて
2022年4月1日時点での現行品は 3種類です。（納期は2022年4月21日時点での目安です）
■18-200mm f/3.5-6.3 Di II VC (B018) （納期目安1週間）
■18-270mm f/3.5-6.3 Di II VC PZD (B008TS) （納期目安1週間）
■18-400mm f/3.5-6.3 Di II VC HKD (B028)※ （納期目安1週間）
※18-400mm f/3.5-6.3 Di II VC HKD (B028) は、電磁絞り採用のため、D90・D300以前の旧製品では未対応になります。
タムロンは、フィルムカメラ全盛期のころから「高倍率ズームといえば、タムロン!!」とハイアマからプロまで魅了させるズームレンズの製品化を得意とするレンズメーカーで有名です。
特に ■18-400mm f/3.5-6.3 Di II VC HKDは、純正品にはないズーム比22.2倍・望遠端およそ600ｍｍ相当までカバーできるので、様々なジャンルのカメラマンに人気があります。
シグマ DXフォーマット専用 Fマウント交換レンズについて
2022年4月1日時点での現行品は ４種類です。（納期は2022年4月20日時点での目安です）
■18-35mm f1.8 DC HSM Art （納期目安1-2週間）
■50-100mm f1.8 DC Art （納期目安1-2週間）
■18-300mm F3.5-6.3 DC MACRO OS HSM Contemporary （納期目安1-2週間）
■30mm f1.4 DC HSM Art （納期目安1-2週間）
わずか4種類ですが、フルサイズでは存在しない開放絞り値ｆ1.8の大口径標準ズーム■18-35mm f1.8 DC HSM Art および大口径中望遠ズーム■50-100mm f1.8 DC Artは、被写体深度が浅くなりやすいAPS-Cフォーマットの弱点をフォローします。
また、■30mm f1.4 DC HSM Artは、ニコン・タムロン・シグマの３社で、唯一のDXフォーマット専用設計の標準単焦点レンズです。 筆者は、前モデル 30mm F1.4 EX DC HSMを愛用していますが、現行品は画像周辺部の解像度向上・最短撮影距離が40m→30cmへ扱いやすく改善されています。
最後に
2018年にニコンZ7 2019年にZ50が登場して以来、「ミラーレスカメラまっしぐら」の風潮があります。
しかし、撮影方法として、「一眼レフカメラ」にプラスして「ミラーレスカメラ」という選択肢が広がったという考えを筆者は持っています。
使い慣れている一眼レフカメラ機材に適応できる交換レンズを買い揃えるのも、「機材愛」と呼べるでしょう。
交換レンズの買い替え、買い増しにご不明な点は、是非ともナニワ商会までご相談くださいませ。
