エプソン 新型クリスタリオ PPPS-3EW/PPPS-3Eの従来機種と比較したメリットとデメリット
エプソンプロフェッショナルフォトプリンティングシステム『クリスタリオ』が8年ぶりにフルモデルチェンジされ発売されます。
6月にパシフィコ横浜で開催された、PHOTO NEXTでのお披露目でも、来場者の熱い注目を集めていました。
ラインナップは、プリンターユニット1台の標準モデルと、大容量出力にも対応した2台セットモデルの 2機種です。
▼写真館専用プリントシステムCRYSTARIO(ナニワ商会卸事業部)
●PPPS-3E (1台モデル)
発売時期:2016年7月20日
標準価格(税別):438,000円
●PPPS-3EW (2台モデル 専用ラック付)
発売時期:2016年7月末 予定
標準価格(税別):658,000円
■従来機種からの変更点
●消耗品の購入方法が変更
・課金システムでのご請求方式が無くなり、ペーパー・インク等の消耗品は買取り方式に変更になります。
●クオリティの高い写真画質
・『Epson UltraChrome K3インク』の採用で、グレースケールの階調性や黒濃度が大幅に向上。 モノクロだけでなくカラーも鮮やかに表現されるようになっています。
○ベースプリンターの変更
・従来機種はPX-6550/PX-5002でしたが新型クリスタリオはCS-PX3Vに変更になっており、オプションのロールペーパーユニットの仕様で、最大幅17インチX送り5Mの長尺プリントにも対応します。
ロールペーパーユニット装着時
■従来機種と比較したメリットとデメリット
【メリット】
●安価なランニングコスト
・A4サイズ換算 従来機種 200円、新機種 170円 (使用されるペーパーにより変動します)。
●メディアが自由に選べる 多種なペーパーが選択でき、キャンバス地でのプリントなど、ラインナップの幅が拡大します。
●長尺プリントが可能 パノラマプリントや変形サイズのウエルカムボードの作成が可能になります。
【デメリット】
●ヘッドクリーニング等のメンテナンスコストの負担
●消耗品の在庫コストが発生
●用紙セット枚数が少ない (従来機でカセット給紙タイプとの比較)
●保守費用が購入時に一括でかかる
・ プリンター1台モデルの場合、従来機では月々4,000円でしたが、新機種では購入時に5年間分を一括で211,000円かかります。 月換算では3,516円になります。
メリットとデメリット双方ありますが、新機種の仕上り品質をみると、やはり魅力を感じました。
また、現在ラボヘ外注されている方も、内製プリントにより、コスト・時間ともに大幅に削減できます。
これを機に内製プリントを検討してみてはいかがでしょうか?
今回ご紹介した商品ページはこちら
フォトルプロ > 「(エプソン) EPSON クリスタリオ PPPS-3E/PPPS-3EW」
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