記録式光メディアの3大巨頭!CD-R・DVD-R・BD-R!それぞれのメリットデメリットをご紹介!
デジタル画像を扱う上で、手軽に利用できる光メディア。様々な種類がありますが、それらの明確な違いはご存知でしょうか?
今回はその光メディアの中でも人気の3種類の、それぞれのメリット・デメリットをご紹介いたします。
まずはCD-Rのメリット・デメリットから
光メディアの草分け的存在のCD-R。むかしはドライブの相性だったり、メモリが足りなくってエラーを起こして書込み失敗!なんてことも多かったですね。
そんなCD-Rのメリット・デメリットとは、、、
メリット
- 入手が容易である
- 記録・読み出しができるハードが多い
- 比較的長寿命である(光メディアで比べた場合)
- ディスクそのものの単価が安い
デメリット
- 1枚当たりの容量が低い(650or700MB)
- 読み出し速度が遅い(等倍で1.2Mbps)
- DVD-Rに役割をとってかわられており、大量生産によるボリュームメリットが薄れてきている。
- 結果として容量単価が高い
やはり最初期に登場した光メディアだけあって、どうしても世代交代の波には逆らえません…
ただし対応する機器の多さや、手軽に扱えることから、ライトアットワンス(書込み一回のみ)のメディアとしてはまだまだ、根強い人気があります。
現在の主力!DVD-Rのメリット・デメリット
CDに変わる光メディアとして登場したDVD。その記録メディアであるDVD-Rですが既に登場から10数年…
枯れた技術程、信頼性は高くなっており、現在の光メディアの主力の座を守り続けています。
そのメリット・デメリットとは、、、
メリット
- 入手が容易である
- 読み出しができるハードが多い(事実上CD-Rのコンパチがほとんど)
- 記録容量が比較的大きい・2層記録も可能(ただしドライブを選びます)
- 容量単価が安い
デメリット
- 2層記録されたものは読み取るハードを選ぶ
- 高密度で記録されているため、CD-Rより劣化が早い
- 読み取り速度はCDより早いが昨今主流のフラッシュメモリに比べると圧倒的に遅い(読み出し11.08Mbps)
- 粗悪な商品が出回っている場合がある
現在ではまんま、CD-Rの上位互換として扱っておられるかたがほとんどではないでしょうか。
主流もこちらに移っている為、大量生産でコストダウンが図られており、容量当たりの単価も安くなっています。
次世代といわれてから久しい「BD-R」のメリット・デメリット
ハイビジョン放送などが始まり、記録容量の大幅なニーズがあったことから、次世代メディアとしてHD-DVDに事実上勝利したBD(Blu-ray)。その記録可能フォーマットであるBD-R。そのメリットデメリットとは、、、
メリット
- 光メディアの中では大容量(片面1層25GB)
- 読み出しスピードが速い(等倍36Mbps)
- フルHDの保存ができる
- 大容量メディアの為、容量単価は安い
デメリット
・読み・書き対応しているドライブがまだ少ない
・ディスク自体の強度が他のメディアより低く、長期保存にまだ難がある
・対応ハードが少ない為DVDにくらべボリュームメリットが出にくい
最大のデメリットは対応機種がまだまだ少ないということ。
これはデータを記載して他人に渡す書込み1回のみのメディアとしては大きなデメリットとなっており
現在の用途としては自身のデータの一時保存(録画データ等)がほとんどです。
パソコンもディスクレスの物が増えてきているのも逆風ですね。
まとめ:使いやすさではDVD-Rに軍配!
容量や価格、対応機種のバランスが優れているDVD-Rがやはり使い勝手では頭一つ抜けているようですね。
もちろん、弊社のフォトルプロでは各メーカーの光メディアを扱っておりますので、ぜひご注文をお待ちしております!