USB機器がもっと早く、快適になるかも!?知っておきたいUSBの種類や制限について
Windows98時代から実装され、いまやあらゆる機器に搭載されつつあるUSB端子。
皆様も毎日のように、充電や通信、周辺機器の接続までいろいろなところで使われているかと思いますが、「そのUSB、ちゃんと正しく」使用できてますか?
実は、USBの種類や制限に関する知識をつけることで、もっと早く、もっと快適になるかもしれませんよ。今回は、そんなUSBに関するうんちくネタをご紹介します!
USBの種類について
パソコンの接続規格であるUSB,ケーブル一つをとってもいろいろな種類があります。
まず基本的な知識として、USBには規格がいくつかあります。
こまかな違いはいくつかあるのですが、一番大きな違いは、転送速度です。
・USB1.1で12Mbps、一秒間に約150KBのデータ転送量
・USB2.0で480Mbps、一秒間に約56MBのデータ転送量
・USB3.0になると5Gbps、一秒間に約625MBのデータ転送量
となります。
実はUSBの規格は下位互換が保たれているものも多く、2.0と1.1の機械を接続しても使える事が大半です。
ただしその場合、転送速度は下の方の規格になりますので注意が必要です。
マウスやキーボードなどの入力機器はあまりデータ量を多くやり取りするものではないのでUSB1.1でも十分なのです。
逆にハードディスクやカードリーダーといった大容量のデータをやり取りする機器の場合は、USB1.1だととてもストレスフル。実用的なのはUSB2.0以降といった感じでしょうか。
あと、ミニUSBとかマイクロUSBというのは実は規格ではなく、コネクタの形状の事です。
プラグアンドプレイ(ホットプラグ)って?
USBの特徴であるプラグアンドプレイですが、今やPC業界の中では常識となっております。ですが、当時は画期的で、それまでのパソコンは新たな機器を接続するたび、再起動を行う必要がありました。
電源を付けたまま、抜き差し可能なホットプラグは本当に便利で手軽に周辺機器の付け替えを行うことが可能となりました。
USBの制約
かなり便利なUSB,これだけ対応している機器が増えると端子がいくつあっても足りません。
そこで登場したのがUSB-Hubです。
こちらはOAタップのごとく、USB端子を増やすことが出来るものです。
ここで豆知識なのですが、USB端子はデイジーチェーン(いわゆる連結)が可能な機器ですがケーブル長に制限があるのと台数にも制限があります。
ただしその制限内なのになぜか認識しない、、と言ったことがあると思います。
認識をしたりしなかったり、、した場合は電圧不足や信号不足による認識不足が挙げられます。これはUSB端子の大元はパソコンの中にあり、実はパソコン表面のUSB端子もハブにより増設されたコネクタなのです。
USBの調子が悪い、認識がしたりしなかったり、、と言った場合は是非、そのPCにつながっているUSB機器の数を見直して頂き、現在使わないであろう機器を外すなどの対応をすることにより、結構あっさり繋がったりすることがあります。
ACアダプタ内蔵のHUBもあるのですが筆者の経験上、実はあんまり変わらないんじゃないかなぁ・・・と感じたりもしております。
タコ足配線は何にだってダメってことですよね。
まとめ
至極便利なUSB。これからも対応機種は増えていくことになります。
USBカードリーダやUSBハブなどはフォトルプロでもお取り扱いをしております。
その他、USB関連でご不明な点等ありましたらお気軽にお問合せくださいませ。