「エプソンSL-D3000」を導入した理由と感想を創業82年原田写真場様にインタビュー
今回はエプソンのシュアラボSL-D3000を導入し、学校写真からスタジオ撮影でのプリント、証明写真などフル活用されている熊本県 原田写真場の代表取締役 原田佳英氏にお話を伺いました。
導入のきっかけや、実際に使用した感想を率直に語っていただきましたので、ぜひご覧ください。
まずは簡単に原田写真場様の自己紹介をお願いします。
1935年に創業し、今年で創業82年になります。父から10年前に代表を受け継ぎ、私で3代目です。
撮影内容としては長くお付き合いがある学校やホテルでの婚礼が中心になっております。
今後スタジオでの撮影にも力を入れるべく、現在改装中です。
シュアラボ導入の背景
シュアラボの導入のきっかけについて教えて下さい。
以前は暗室がありましたがカメラのデジタル化に伴い富士フイルムのピクトロに始まり、
現在使用しているシュアラボの前機種のイージーラボを使っていました。
イージーラボの画質にも概ね満足はしていたのですが、スタジオで撮影した写真、
特に大きいサイズには若干不安もあったので全てラボへ外注に出していました。
シュアラボが発売され、プリントサンプルを見て画質が飛躍的に向上していたことが分かったのでシュアラボを導入し、ほぼ全てのプリントを自社で内製するようになりました。
各社インクジェットプリンターを販売していますが、他の機種に関心はありましたか?
正直なところ他のメーカーさんからも同等のインクジェットプリンターのご紹介はありました。
ただ画質やオペレーション、トラブル発生時のエプソンのサービスマンの方の対応に非常に満足しておりましたので他社への乗り換えは検討していませんでした。
シュアラボ導入後の感想
画質についてはいかがでしょうか?
イージーラボに比べると画質は向上しており、満足しています。
イージーラボのインクは顔料でしたので、傷や水気に強い反面、表面のデコボコ感が気になりましたが、シュアラボに変わり染料インクになったので気にならなくなりました。
ただ染料なので、スタジオ撮影時の仕上げには念の為ラミネート加工をしております。
プリントのオペレーションについてはどうされていますか?
当社ではスタッフ全員がシュアラボの操作に関して把握しております。
大半のスタッフは前機種のイージーラボも使っておりましたので、導入してからも
覚えるのは早かったですね。
エプソンに対して改善してほしい点や不満に思っている点はありますか?
機械に対する不満ではないのですが、当社はシンプルマガジンタイプのものを導入しましたが思っていたよりマガジンを交換する回数も多かったので、内製する量にもよりますが
導入を検討されている方にはダブルマガジンタイプのものをおススメします。
まれにノズルが不安定になって色ムラが出ることがあるので、その点は改善して頂きたいですね。
今回はインタビューにご協力頂きありがとうございました。
フォトルプロでもシュアラボSL-D3000取扱中!