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「スマホ写真」から作品を生み出す「フォトルプ」のLightroomテクニック

岡山県新見市にあるフォトスタジオ「フォトルプ」様は、
「スマホ」+「Lightroom」+「エプソン D-700」というシンプルな構成で、
写真教室の生徒さんにプリントサービスを提供されている新しいスタイルのショップです。

代表の高瀬智司氏は、「それだけで、十二分な品質のプリントが提供できる」とおっしゃる通り、スマホ撮影とは信じられないような作品を生み出します。(後ほどご紹介します)

今回は、その新しい取り組みによる作例と、Lightroomの基礎と、できることをいくつかご紹介します。
普段、Lightroomを使われているという方は、ぜひ最後までご覧ください!

 

フォトルプのお店&作例紹介

まずは、フォトルプ様の店構えからご紹介します。

なんと、新見の旧商家「太池邸」内にあり、とてもおしゃれです。

 

なんともいい雰囲気ですね。

 

続いて「スマホ」写真のビフォーアフター

冒頭で述べました、スマホ写真をLightroomで実際に編集された写真を見せて頂きました。

上がスマホで撮影したデータ、下がLightroomで補正をかけて仕上げたデータです。

 

ビフォー

 

アフター

 

どうですか?この違いを!!こんなにきれいな写真に仕上がります。

 

 

写真編集・管理ソフト「Adobe Lightroom」について

普段の業務で使用されている方もたくさんいらっしゃるのではないでしょうか。

まずPhotoshopとの違いですが、Lightroomがデータの取り出しから現像・管理・出力までを一貫してスピーディーに行う事がメインの機能に対して、Photoshopはデータの編集をメインの機能としているところです。

一度に大量の画像を編集して出力する事はPhotoshopは苦手ですが、Lightroomなら大量の画像も、楽々編集ができて効率よく作業ができるので大変おすすめのソフトです。

 

写真メインの編集作業ならLightroomがおすすめです

暗い写真も簡単に明るくきれいに!

きれいな花の写真が、あれ、真っ黒?はご経験ある方も多いと思いますが、Lightroomの露光量補正を使えば花の白飛びをおさえて明るくすることができ、きれいな花の写真がよみがえります。
逆光撮影で被写体が暗い場合もシャドウの黒レベル調整でびっくりするほど、空の明るさを抑えて明るくする事ができます。

極端な補正をする場合は、シャドウ部にノイズが出るので、低感度撮影とRAWでの撮影が大切です。

RAWはもちろんJPEGを編集する時もLightroomは非破壊編集です。
元画像ファイルに影響がでないため、どんなに編集を重ねても、元画像の画質の劣化はありません。

 

コントラスト調整も細かい項目での調整が可能!

コントラスト調整もコントラスト、ハイライト、シャドウ、白レベル、黒レベルの5つの項目で調整が可能です。
晴れた日の青空がなんだか青くない?なんて事もよくある話で、こんな時には『自然な彩度』のスライダーをあげてやると、きれいな青空がよみがえります。

 

特定の色だけを変える事が出来る!

『HSL』という機能を使うと特定の8色に対して『色相』、『彩度』、『輝度』の調整ができ、肌色や服や花の色を変える事もできます。

人物写真は柔らかく、建築写真は硬く、といった調整が可能!
顔写真では輪郭が硬いか柔らかいかで印象は変わってきます。『明瞭度』のスライダーの調整で人物の写真は柔らかく、建物の写真は硬く、などの調整ができます。

 

部分的な補正も本当に簡単に出来る!

特定の部分だけ補正や修整をかけたいときも『段階フィルター』、『円形フィルター』、『補正ブラシ』の3つの機能を使えば、本当に簡単に補正ができます。
補正ブラシは任意の場所をブラシで塗ってやれば、その部分だけ明るくしたり、色をかえたりすることができます。Photoshopのように難しい作業なしで行えるのがとてもとても便利です。

 

その他の機能

輝度差の多い逆光撮影に威力を発揮する『HDR』の機能は、露出の異なった複数枚の画像を合成して白とびや黒つぶれのない写真をつくる事もできます。

『パノラマ』は水平に位置をかえた複数枚の写真を自動でパノラマに合成してくれます。RAWデータから『HDR』『パノラマ』処理後もRAWデータのままなので処理後の編集には便利です。

高感度撮影時に出るノイズも『ノイズ軽減』機能で軽減でき、レンズ光学補正はシグマ、タムロンも入っており、『歪曲』『周辺光量』『色収差』の補正はチェックを入れるだけ自動でしてくれます。

広角レンズを使用した建築写真の撮影等で周辺の柱をまっすぐにしたい場合もシフトレンズを使う事なく『Upright』の機能を使えば、基本自動で補正をしてくれます。

 

その他まだまだたくさんの機能がございますが・・・・・・・・・!

Lightroomを使えばドライプリンター本体だけの購入で安価な予算でプリントの内製もでき、他店ではまねの出来ない高品質プレミアムなプリントの実現も可能ですので、おすすめです。

フォトルプ様で使用されている、エプソン「D-700」は、もちろんフォトルプロでも取扱いしておりますので、ぜひ商品ページへも、お立ち寄りください。

 

>> フォトルプロ「EPSON SureLab SL-D700 」商品ページ

 

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株式会社ナニワ商会 岡本

株式会社ナニワ商会 岡本

卸事業部 岡山営業所

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