CD/DVDにも寿命がある!実はけっこう勘違いしがちな光メディアの豆知識!
データのバックアップを、CDやDVDメディアにされている方も多いかと思います。また、お店でのデータ提供サービス時にもディスク書き込みは定番ですよね。その際に、ディスクの寿命についてどのようにご説明されているでしょうか。
実は光ディスクには寿命があることや、どれぐらいで寿命が訪れるのかご存知でしょうか?
今回は、その寿命についてや、そもそものデータ書き込みの仕組み、寿命を延ばす方法をご紹介しますので、データバックアップ時や、ご接客時などに活かせていただけたらと思います。
まずはCDやDVDのデータ書込みの仕組みについて
CDやDVDは光ディスクと呼ばれる記憶媒体で、ドライブではディスクにレーザーをあてて、その反射度合でデータを読み取る方式を取っています。
CD-ROMやDVD-ROMと呼ばれる読み出し専用媒体の場合、アルミ膜などの記録面にくぼみをプレスしてレーザーの反射率を変えているのですが、CD-RやDVD-Rの場合は記録面にレーザーを当てて化学変化を起こし、レーザーの反射率を変化させています。
CDやDVDを【焼く】というのは盤面をレーザーで焼いているようなイメージから来ているのですね!
ディスクの寿命とは!?どのくらいで訪れるのか!?
記録型光ディスクの寿命とは読み出しエラーがドライブの許容範囲を超え、いわゆる【認識できない】状態になることを指します。
ディスクのメーカー、保存状態などで一概には言えませんが、一般的に3~5年で読み出し不良となるメディアが多いと言われています。
直射日光に記録面を直接当てると2,3日で読めなくなります。車のダッシュボードに置きっぱなしだと真夏で1日置いておけば、不良ディスクの出来上がりです。(物理的に熱で反ることもあります・・・)
出来るだけ長期間保管したい!寿命を延ばす方法は!?
CD/DVDの最大の敵は紫外線などの光です。化学変化で記録面にデータを書き込みますので熱や湿気にも弱いです。
出来るだけ、長期間保管されたい場合は、黒いケースに入れ、縦置きに保管!が最適です。
フォトルプロでも各種保管用ケースを取り扱っております!
商品ページ: イーサプライズ ETC1S5BK(ブラック) 1枚収納 5枚パック
勿論、保管場所は湿度や温度も高すぎないところがベターです。
結局、データの永久保存は可能なの??
結論としては、現在、データを100%保護できる方法はありません。
リスクヘッジを行い、いろいろな媒体にバックアップを取ることが最適解とされています。
お客様の大事なデータやお仕事での大事なデータ、定期的なバックアップはやはり不可欠!
失ってから気づくデータのありがたみ、保険をかけておくに越したことはありませんね。
関連リンク: こちらもどうぞ!
▼あの太陽誘電DVDが帰ってきた!同等品質生産の「TYコードシリーズ」とは
▼記録メディア(DVD・CD・テープ・収納ケース) 商品ページ