差別化は店舗演出と独自ツールで『フォトマイスター上本町駅前店』の年賀状印刷展開事例
シーズン本番を迎えた年賀状ビジネス。ナニワ商会とお取引をしていただいている各店様の、販売促進への取組みについてインタビューする企画第二弾。
今回は、大阪市上本町の『フォトマイスター上本町店』様です!
フォトマイスター上本町店は、主婦やサラリーマンが多い近鉄「大阪上本町」駅前のメイン通りにある写真屋さんです。周辺には、カメラのキタムラさんや他のプリントショップもある激戦地ですが、年賀状ビジネスにおいて毎年大阪で上位に入る枚数を獲得されています。
今回は、店長の木山氏へ今年の年賀状ビジネスへの取組みについてインタビューを行いました。
インタビュー当日は、比較的お客様の少ない朝一番に訪問をしたのですが、既にお子さん連れのお母さんがプリントの焼き付けをされていたり、インタビュー中にも証明写真撮影のお客様でとてもお忙しい状況でした。
激戦地で競合他社と戦う為に心がけている事は?
木山氏: 近隣に専門学校や高校、企業が多数あり、近鉄上本町駅前の立地の良さを活かせるよう、店内の見通しを良くし入店しやすい工夫をしてます。
また、お客様のご要望には全てお答えしたいという気持ちから、ご希望のアルバムがなければ用意し、プリント修正も出来る限り対応するなど、お客様主体でサービス提供することを何よりも心がけています。
しっかりとした店頭演出が素晴らしいですが、他に何か工夫されていることは?
木山氏: 季節に合った店頭演出で、お客様を惹きつけるよう心がけています。10月から店内告知を開始し、11月からは店頭演出をしっかりとしています。
店頭には販売台を出し、リーフレットを並べ最大限の告知となるようにしています。店頭のれんも喪中印刷用にオリジナルを作成し、年賀状との2本柱でインパクトが出るように演出をしています。リーフレットは縦半分に折り、早割を目立つように工夫をし、ポスターをボードに入れ看板にしてます。
あと、スマホからの年賀状を訴求する為、大きなポスターを作り店頭の角に告知しています。年賀状・喪中の、のれんは向い側の歩道からもよくわかるように心がけています。
フォトマイスターオリジナルDP袋に一工夫
木山氏: DP袋に気配りしてます。
プリント・年賀状・CDなどの仕上りを入れる袋ですが、以前はショーレックスを利用していました。それだと味気ない事に加え、何も訴求出来ないことに気付き、薬局で見かけた薬袋に着眼しました。白地封筒へ自由に印刷できることを活かして、当店の思いを伝えるツールとして使えるのではないかと思いました。
そこで、早速アスクルで購入しました。サイズもA5・B5・A4などあり、季節にあった告知訴求を袋に印刷しています。
年賀状オンサイト印刷でも、お客様のご注文品オーダー印刷し、確認し易く他店との差別化ができているかと思います。
このような努力で、毎年リピートしてくださるお客様がいらっしゃいます。
写真・印刷年賀状に関することで何かご意見・ご要望はありますか?
木山氏: 富士ポストカードでは、レターズが増えてます。画面が9~12カット入ることから、他の方と被らない・オリジナルティがあると人気があります。
あとは、印刷年賀で金文字入りが人気があり、学会・企業の代表者に好評です。デザインも弊社のものがお気に入りで絶賛していただいてますよ。金文字は、オンサイト処理できませんが、大口のお客様が利用して頂き伸びている状況です。
改善してほしい点として、銀塩用・印刷用のテンプレートがどちらでも利用できれば使い勝手が良くなるでしょうね。
Web注文は、徐々に問合せが増えてきているので今後に期待できると思います。そのサービスページをホームページとリンクさせられれば、もっと上手く活用ができるかと思います。
大変お忙しい最中に、いろいろお答え頂きありがとうございました。お客様を楽しませる努力がとても印象的でした。
今後共、宜しくお願い申し上げます。
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